慢性疲労症候群とは

慢性疲労症候群って何?

慢性疲労症候群とは、他の病気による疲労感はなくて、日常生活に支障を来すほどの強い疲労感が長く続く症状の病気です。

現代社会においては、慢性的な疲労を感じている人は多く居ます。
しかし、慢性疲労症候群の疲労とは、身体を動かせない程とても強く、休養での軽減は望めません。

重症になると、箸やペンを持つことさえできなかったり、椅子に座ることさえ辛いという程になります。
その為、日常生活でできることも普段の半分以下になってしまい、学校や仕事を休まざるをえなくなり、家事をこなすこともできなくなります。

決して軽く受け止められない慢性疲労症候群です。

慢性疲労症候群の症状

<疲労感が長引く><頭痛><思考力・集中力が低下><睡眠障害><関節通><筋肉痛><のどの痛み>これらは、慢性疲労症候群に伴うあらゆる症状です。

他にも、<微熱><筋力低下><首のリンパの節が腫れる>などの症状も、診察時には確認されます。

比較的疲労の原因となる病気に、腎臓、肝臓、甲状腺の病気やがんなどがありますが、これらの病気はなく強い疲労状態が半年以上続く場合、慢性疲労症候群と診断されます。

疲労、思考力・集中力の低下などの症状は<うつ病>にも見られる為、間違われることもありますが、症状が朝に重く午後になると軽くなるのはうつ病です。
慢性疲労症候群の症状は、朝軽く、午後になると徐々に強く現れるといった違いがあります。

又他の違いは、血液中のホルモンの濃度に差が出るといったことです。

慢性疲労症候群の起こるしくみ

身体の健康維持の為に、<免疫系><神経系><内分泌系(ホルモン系)>の3つの仕組みが成り立っています。
これらは、互いにバランスを保つ為に作用し合っています。

慢性疲労症候群が発症すると、これらのバランスを崩し、脳の血流量の一部分の低下など異常を起こしているといわれています。

その影響により、脳の働きにも異常が起こり、強い疲労感やあらゆる症状が伴うこともわかってきました。

慢性疲労症候群の血流量の低下とは

慢性疲労症候群患者は、<ポジトロンCT検査>で脳の働きの異常が確認されているのです。

ポジトロンCT検査では、脳の血流量を調べるのですが、血流量が低下している自律神経の中枢がある部位などでは、働きも低下していました。

<ふらつき><立ちくらみ><発汗異常>などの症状は、自律神経の中枢の働きの低下によるもので、自律神経失調症状が起こるのです。

慢性疲労症候群の自律神経・痛覚の異常とは

慢性疲労症候群患者で自律神経が異常を起こすと次のような状態になります。

<交感神経>と<副交感神経>とがある自律神経ですが、心身が緊張した状態では交感神経が優位になるのです。
睡眠中でも交感神経は緊張していることが、心電図による検査でわかっています。
その作用により、寝つきが悪かったり、睡眠中に目が覚めたりといった症状が起こるようです。

又、痛覚に異常が起こる場合とは、脳が痛みを感じる部位に、神経伝達物資量に異常が起きている時です。
痛覚はとても過敏になっているのです。



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